20
期
株主のみなさまには、益々ご清栄のこととお慶び 申し上げます。平素は格別のご高配とご支援を賜り、 心から厚く御礼申し上げます。
ここに、当社第20期事業年度における事業の概況 につきまして、謹んでご報告申し上げます。
当期における情報サービス産業は、情報化投資及 び外部委託の抑制等の影響を受け、厳しい状況でござ いました。
このような環境下、当社グループでは、お客様の満 足度を最大限まで高める「ウェアコンサルティング」 という考えのもとに、既存顧客からの継続的な受注確 保および新規顧客の開拓を積極的に進めるとともに、 当社のソリューションビジネスである自治体向け地方 税等滞納整理・収納支援システム「CARATS」の販 売や子会社の保有するパッケージソフトの販売を積極 的に推進してまいりました。
しかしながら、顧客企業の情報化投資の抑制等の影 響は大きく、当社グループの当期間の連結業績は、シ ステム開発の効率化や徹底した固定費削減などを実施
したものの、売上高・経常利益・当期利益とも当初予 想を下回る結果となりました。
今後は、業績回復に邁進することはもちろん、変化 する市場環境に適合し、継続的に成長するための組織 体制の構築に努めていきますので、なお一層のご支援 とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
Top Message
株主のみなさまへ
「いつも NEXT」
〜最良のWARE、最適なWARE、最新のWAREを追い求めて〜
ネクストウェアの基本姿勢
「創造はマインドウェア」
一、仕事を通して社会に奉仕致しましょう 一、仕事を通して家庭を幸福に致しましょう 一、仕事を通して会社を発展させましょう
社
是
社
訓
豊 田 崇 克
Business Outline
Ware Consulting
お客様と
IT
システムアウトソーシングサービスからお付き合いが始まり、お付き合いを深める中でさまざまなソリュー ションサービスをご提案し、互いに企業価値を高め、リレーションを強化していく。これがネクストウェアの 「ウェアコンサルティング」 の考え方です。
●
ウェアコンサルティングのビジネスモデル
経営環境が劇的に変化し続けている昨今、IT はさまざ まな価値観や技術の変化への迅速な対応だけでなく、お客 様の利益やビジネスチャンスを創出することも求められて います。ネクストウェアは創業以来、技術の向上はもちろ ん、お客様の IT システムの現場へ入り込んだ「現場主義」 を徹底してまいりました。そのことにより、お客様よりも 早く課題を見つけ出し、その課題を従来より構築してきた お客様とのリレーションを通じて解決いたします。
この信頼関係を基盤に、「お客様」と「供給者」の枠組から、 ビジネスパートナーの域まで高めて、お客様の次のビジネ スモデル構築をお手伝いさせていただきます。
お客様の満足度を最大限に−それが、ネクストウェアの 考えるウェアコンサルティングのビジネスモデルです。
“お客様のニーズや課題、そして回答までもがお客様のところにある” そうした認識に基づき、ネクストウェア創業当初からお客様と一緒に なって、ソリューションを導き出す IT ソリューション事業をコア事業 として活動してまいりました。東京・中部・大阪に拠点を置き、業界に 精通した優秀な技術者がシステムコンサルティングから、設計・開発、 診断・性能評価、ヘルプデスク、運用・保守にいたるまでワンストップ でご提供いたします。最大の特徴は、徹底したユーザ志向。ここから生 まれる深い信頼関係の中で、お客様以上にお客様の情報戦略を理解する ことに努めて、次期システム開発をお客様と共に推進しております。
E
ネクストウェアの守備範囲
システム開発体制
etc. 業
の の
運用/効率化体制
etc.
( )
の
開発PM 運用PM
( )
設計・運用まで 的なアウトソーシングを提供することで、短期間に大きな価値を創出
( )
企業の各種事務 財務・人事・給与等 受託により、積極的に することで、顧客の I Tコストを削減
連結業績予想
売上高 経常利益 当期純利益
第2四 半 期 累 計 1,400百万円 △ 120百万円 △ 120百万円
通 期 3,300百万円 50百万円 30百万円
前 期 比 6.7%増 -
-Business Outline
事業の概況
当連結会計年度(平成 21 年 4 月 1 日~平成 22 年 3 月 31 日)におけるわが国経済は、輸出増加や 政府の経済対策による影響を受け一部業種の大企業を 中心に生産回復が進んできました。しかしながら、社 会全体では企業収益、雇用環境、個人消費等の低迷は 継続しており、デフレ、円高、政治混乱等先行きに対 する懸念事項も多く、予断を許さない厳しい経済環境 が続いております。
また、当社グループの属する情報サービス産業にお いても、顧客企業の情報化投資及び外部委託の抑制等 は依然として継続しており、また運用業務の内製化と 相まって非常に厳しい局面が継続しております。
このような状況下におきまして当社グループは、既 存顧客との更なる関係強化に努め、継続受注の確保を
推進するとともに、新規顧客の開拓に努めました。ま た、自治体向けの地方税等滞納整理・収納支援システ ムを中心に、当社グループ保有のソリューション製品 群の拡販ならびに機能強化を積極的に図ってまいりま した。
●
当期の連結決算の概況について
売上高
3,093
百万円(前期比30.4%減)営業利益
▲
32
百万円(前期は142百万円の営業利益)経常利益
1
百万円(前期比98.5%減)当期純利益
▲
69
百万円(前期は6百万円の純利益)来期の見通しについては、一部景気の底入れ感が出 てきたものの、全体的には依然として不透明な経済情 勢が続くものと思われます。情報サービス産業におい ても、情報化投資の抑制による非常に厳しい経営環境 が継続するものと思われます。
このような状況下におきまして当社グループは、継 続して既存顧客との関係強化に努めるとともに、長期 的な成長を維持する施策として、自治体向け地方税等 滞納整理・収納支援システムの販売、すでに市場で評
価をいただいているケーブルテレビ事業者向け施設設 計・管理システムの販売等、自社ソリューションパッ ケージの販売強化に積極的に取組んでまいります。
連結貸借対照表
資 産 の 部
流 動 資 産 1,145,904 1,251,954
固 定 資 産 735,995 831,616
繰 延 資 産 3,673 5,691
資 産 合 計 1,885,573 2,089,261
負債及び純資産の部
流 動 負 債 831,835 883,765
固 定 負 債 271,904 361,918
負 債 合 計 1,103,740 1,245,683
株 主 資 本 740,124 810,087
資 本 金 958,039 958,039
利 益 剰 余 金 △ 26,639 43,323
自 己 株 式 △ 191,276 △ 191,276
評価・換算差額等 △ 3,571 △ 7,730
少 数 株 主 持 分 45,280 41,221
純 資 産 合 計 781,833 843,578
負債純資産合計 1,885,573 2,089,261
連結損益計算書
売 上 高 3,093,727 4,442,482
売 上 原 価 2,327,176 3,381,332
売 上 総 利 益 766,550 1,061,150
販売費及び一般管理費 799,056 918,499
営 業 利 益 △ 32,505 142,651
営 業 外 収 益 52,431 4,513
営 業 外 費 用 18,054 19,092
経 常 利 益 1,872 128,071
特 別 利 益 420 1,166
特 別 損 失 28,917 25,164
税金等調整前当期純利益 △ 26,624 104,073
法 人 税 等 39,278 76,346
少 数 株 主 利 益 4,058 21,716
当 期 純 利 益 △ 69,962 6,009
連結キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー △ 293,016 96,632
投資活動によるキャッシュ・フロー 91,169 △ 15,367
財務活動によるキャッシュ・フロー 118,360 △ 131,085
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 83,487 △ 49,819
現金及び現金同等物の期首残高 417,627 467,447
現金及び現金同等物の期末残高 334,140 417,627
資産の部
流動資産:現金及び預金、繰延税金資産の減少などに
より、前期比106百万円減少
固定資産:長 期 預 金 の 減 少 な ど に よ り、 前 期 比95 百万円減少
負債及び純資産の部
流動負債:賞与引当金の減少などにより、前期比51
百万円減少
固定負債:社債の償還、借入金返済などにより、前期
比90百万円減少
純 資 産:当期純損失69百万円の計上などにより、 前期比61百万円減少
Point
連結損益計算書
売 上 高 :顧客企業の情報化投資の削減・外部委
託の抑制などにより、前期比1,348
百万円減少
営 業 利 益:前期比175百万円減少
経 常 利 益:前期比126百万円減少
当 期 純 利 益:前期比75百万円減少
Point
Consolidated Statements
連結財務諸表
(単位:千円)当期(第20期)
自 2009年4月 1日
( 至 2010年3月31日)
前期(第19期)
自 2008年4月 1日
単独貸借対照表
資 産 の 部
流 動 資 産 944,809 989,204
固 定 資 産 856,549 954,783
繰 延 資 産 3,673 5,691
資 産 合 計 1,805,033 1,949,678
負債及び純資産の部
流 動 負 債 843,120 844,589
固 定 負 債 258,929 345,785
負 債 合 計 1,102,050 1,190,374
株 主 資 本 706,554 767,033
資 本 金 958,039 958,039
利 益 剰 余 金 △ 60,209 270
自 己 株 式 △ 191,276 △ 191,276
評価・換算差額等 △ 3,571 △ 7,730
純 資 産 合 計 702,982 759,303
負債純資産合計 1,805,033 1,949,678
単独損益計算書
売 上 高 2,431,181 3,473,262
売 上 原 価 1,925,349 2,824,826
売 上 総 利 益 505,831 648,435
販売費及び一般管理費 586,073 682,529
営 業 利 益 △ 80,242 △ 34,093
営 業 外 収 益 82,683 85,033
営 業 外 費 用 19,150 20,103
経 常 利 益 △ 16,709 30,836
特 別 利 益 420 840
特 別 損 失 28,872 19,069
税引前当期純利益 △ 45,161 12,607
法 人 税 等 15,318 1,617
当 期 純 利 益 △ 60,479 10,989
当期(第20期)
自 2009年4月 1日
( 至 2010年3月31日)
前期(第19期)
自 2008年4月 1日
( 至 2009年3月31日)
資産の部
流動資産:現金及び預金の減少などにより、前期比
44百万円減少
固定資産:長 期 預 金 の 減 少 な ど に よ り、 前 期 比98 百万円減少
負債及び純資産の部
流動負債:短期借入金の増加、賞与引当金の減少など
により、前期比1百万円減少
固定負債:社債の償還、借入金返済などにより、前期
比86百万円減少
純 資 産:当期純損失60百万円の計上などにより、 前期比56百万円減少
Point
単独損益計算書
売 上 高:顧客企業の情報化投資・外部委託の抑
制などにより、前期比1,042百万円
減少
営 業 利 益:前期比46百万円減少
経 常 利 益:前期比47百万円減少
当 期 純 利 益:前期比71百万円減少
Point
Independent Statements
Corporate Outline
会社概要
(2010年3月31日現在)会 社 名 ネクストウェア株式会社
Nextware Ltd.
設 立 1990年6月1日
資 本 金 9億5,803万9,996円
決 算 日 3月31日
従 業 員 数 333名
事 業 内 容 1. コンピューターのシステム設計及びソフ トウェア開発業務
コンピューター及びその周辺機器の賃貸・
2.
売買及び輸出入
コンピューターシステムの運用管理及び
3.
操作支援
コンピューターシステムに関するコンサ
4.
ルティング
経営に関するコンサルティング
5.
各種催事の企画及び運営請負
6.
損害保険の代理店業務
7.
前各号に付帯する一切の事業
8.
主 な 事 業 所 本社
〒541-0057
大阪市中央区北久宝寺町四丁目3番11号
東京オフィス
〒106-0047
東京都港区南麻布五丁目2番32号
名古屋オフィス
〒460-0003
名古屋市中区錦二丁目12番14号
連 結 子 会 社 ネクストキャディックス株式会社 株式会社システムシンク
役 員 代 表 取 締 役 社 長 豊 田 崇 克
代表取締役副社長 田 英 樹
取 締 役 岸 俊 幸
取 締 役 川 﨑 裕 二
取 締 役 脇 本 寿 郎
取 締 役 山 口 能 孝
取 締 役( 社 外 ) 泉 秀 昭
常 勤 監 査 役 腰 塚 弘
監 査 役( 社 外 ) 服 部 敬
監 査 役( 社 外 ) 岡 英 雄
株 式 の 状 況 会社が発行する株式の総数・・・・・・・・・ 304,800株 発行済株式総数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 96,070株 株 主 数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1,902名
大 株 主
株 主 名 持株数 (株)
議決権比率 (%)
ピー・シー・エー株式会社 13,550 14.98
豊田 崇克 10,115 11.19
有限会社ティ・エヌ・ヴィ 9,600 10.62
ネクストウェア従業員持株会 6,136 6.79
ネクストウェア取引先持株会 4,612 5.10
アセットシステム株式会社 2,224 2.46
東京海上日動火災保険株式会社 1,920 2.12
田 英樹 1,815 2.01
太田 万三彦 1,673 1.85
〒 41 00 7 大阪市中央区北久宝寺町四丁目3番11号 T 0 2 1 0304 代表 A 0 2 1 0 〒10 0047 東京都港区南麻布五丁目2番32号 T 03 447 2 11 代表 A 03 447 2 12 〒4 0 0047 名古屋市中区錦二丁目12番14号 T 0 2 201 0 代表 A 0 2 201
本 社 東 京 オフィス 名古屋オフィス
〒10 0047 東京都港区南麻布五丁目2番32号 T 03 447 2 1 代表 A 03 447 2 1
〒 41 00 7 大阪市中央区北久宝寺町四丁目3番11号 T 0 241 40 代表 A 0 241 40
〒4 0 0047 名古屋市中区錦二丁目12番14号 T 0 2 221 00 代表 A 0 2 221 02
本 社 大 阪 オフィス 名古屋オフィス
〒10 0047 東京都港区南麻布五丁目2番32号 T 03 447 2 07 代表 A 03 447 2 7
本 社
社
社
国から地方への税源移譲がなされ、地 方自治体にとっての地方税の重要性が非 常に高いものになっている中、多くの地 方自治体では地方税の収納率の低下が大きな問題となっています。
当社が開発・販売している CARATS(キャラッツ)は、地方自治体 の滞納税の整理業務をシステム化することによって、情報の共有化を進 め、納税・収納担当課の事務作業などの効率化を図ります。
また、滞納整理方針の計画・実行・検証をシステム上で確認できるこ とにより滞納者との効果的な折衝を可能とし、収納率の向上を支援する ことで地方自治体の財政健全化に 寄与します。
当社では現在、CARATS の次 世代バージョンを開発しており、 7 月に東京で開催される「自治体 総合フェア 2010」にてデモンス トレーションをご覧いただけます。
株主メモ
事 業 年 度 毎年4月1日から翌年3月31日
基 準 日
(1)定時株主総会・剰余金の配当(期末)・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3月31日 (2)剰余金の配当(中間) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9月30日 (その他必要あるときには、あらかじめ公告いたします。)
株 主 名 簿 管 理 人 東京都千代田区丸の内一丁目4 番5 号 三菱UFJ信託銀行株式会社
同 事 務 取 扱 場 所 ( お 問 い 合 わ せ 先 )
〒530-0004
大阪市北区堂島浜一丁目1番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社大阪証券代行部 TEL. 0120-094-777(通話料無料)
同 取 次 所 三菱UFJ信託銀行株式会社全国各支店
野村證券株式会社 全国各支店
公 告 方 法
電 子 公 告 に よ り、 当 社 ホ ー ム ペ ー ジ(http://www. nextware.co.jp/)に掲載いたします。なお、やむを得 ない事由により、電子公告によることができない場合は、 日本経済新聞に掲載いたします。